なななう

なうじゃないなう

ROCK IN JAPAN FES. 2013 8/3(土) <その2>

【赤い公園】PARK STAGE

今年のRIJ2日目は本っ当に私得にできてまして、

その理由の1つが前記事に書いたアプガちゃんの参戦ですが、

あと2つの理由が、「赤い公園」と「パスピエ」が同日に参加すること!

 

最近この「赤い公園」と「パスピエ」というバンドにはまっているんですよ!

 

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赤い公園は、ヲタ友たちが話題にしていたのをよくtwitterで見かけていたので、

どんなもんかと1年前のRIJで見に行き、

そこで、 すっこーーん と頭蓋骨割られたような衝撃を受けたんです。

いや、すごかった。

後半、口半開きでぼーっと圧倒されてたもん。

圧倒されるのが心地よいというか。

「あ、私なにかに圧倒されたかったんだな」ということに気づいたライブでした。

 

そこから、ライブに行くぞ!と意気込むものの、

メンバーの体調不良で無期限休養に入ってしまい、

こないだの6月のやついフェスでやっと2回目のライブ参戦。

1年前の衝撃そのままの姿が見れてうれしかったです。

そこから、インストアイベント、対バンを見に行って、待ってましたのRIJ!

 

セトリはこちら↓ (MCのタイミングは忘れました)

 1.のぞき穴

 2.もんだな

 3.はてな

 4.今更

 5.塊

 6.娘

 7.カウンター

 8.ふやける

 

このバンドの魅力は……、なんでしょう、うまく表せないのですが、

・音楽が奇妙なこと

・ボーカルの異様なカリスマオーラ

・ベースのゆるふわビッチ臭がひどい

・人を食ったMC

 

うーん、箇条書きしたものの伝わってる気がしない…。

 

まず、音楽が奇妙なんですが、

これはギターの津野米咲さんが全曲作詞作曲してるそう。

この人が天才なんだろうなーと思うのですが、

歌詞の意味はよくわかんないけど、感覚とか情景が伝わってくるというか。

なーんか思い起こさせる風景があるんですよね。

「ふやける」とか「今更」とか「塊」とか、私の中では絵で出てくるものがあって。

それは心地よいとか悪いとかじゃなくてただの絵で、ふーんと眺めているというか。

あ、これまったく伝わんないね。

はずかちーことになりそうだから、やめやめ。

 

この津野さんは、なんとSMAP「Joy!」の作詞作曲もしたんだぞー。

ほーら天才さんだ!

 

で、ボーカルのオーラ。

1年前のRIJで一番わかりやすく衝撃だったのが、この人の立ち振る舞いで。

MCでは、居酒屋にいそうな若い姉ちゃんがふざけたこと話してるなーという印象だったのですが、

音が鳴った瞬間に、まったく別世界を作り出すんですよ、この人が。

 

ステージ掌握力が半端ない。

視線、表情、体の動かし方で、客席全部を別世界に引っ張っていく、

いわゆる「魅せる」力を持っているなーと。

 

そして何より声がいい。

どっかのインタビューで言われていた「声が高級」(by津野米咲)という表現がぴったり。

 

奇妙な曲も、高級な歌声も、

ちょっとバランスが違えば、内輪で自己満足なものになってもおかしくないと思うのですが、

赤い公園からはそういったものを感じないし、

外へ行こう外へ行こう感があるのが、なんだか不思議だなあと思います。

 

ベースのゆるふわ感は省略。

ただ、この時一緒にライブを見た友人の第一声が、

「あのベースは…、どっちが本業なんだ?」

だったことを書き残しておきます。

(ベースを弾くことと、ゆるふわ女子のどっちが本業なんだ?という意味だそうです)

 

あれ、RIJの感想というより、赤い公園に関する私の雑感に…。 

 

http://ro69.jp/quick/rijfes2013/detail/86239