なななう

なうじゃないなう

5位

不自然なガール」 Perfume(AAA)

不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)

不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)


2010年のPerfumeはすんごかった!

リリースしたシングルすべてがきらっきらしてた!
出す曲出す曲が、すべて魅力的で。

ちなみにリリースしたのは次の3枚
・「不自然なガールナチュラルに恋して
・「VOICE」c/w「575」
・「ねぇ」 c/w「FAKE IT」


もうこれはね、2010年Perfumeランキングだけで楽しめますよ。
一席設けられますよ。
かんかんがくがくのヲタ論争が巻き起こりますよ。

自分会議でも結果は二転三転。
いま2012年ですけど、2011年後半までこのお題で楽しめましたし。
皆さんもやってみることをおすすめします。


それで自分会議をひっぱった結果、
私の2010年Perfumeランキング1位は、
この「不自然なガール」になりました。


これは、時間が経たないと分からなかった。
最初は「ナチュ恋」に惚れ込んでいた。
「ねぇ」と「ナチュ恋」の頂上決戦だと思っていた。


しかし、時間が経つほど浮上してきたのが、この「不自然」だったんですよねえ。




道をぼーっと歩いている時、ふとした瞬間、
脳内にぐるぐる流れるのが、心地よーい暗さと刺激で。

なんでしょう、私の脳内イメージだと、黒ラメの糸で編んだハンモックみたいな。


後ろの音に脳を預けるのが気持ちよくて。
暗い落ち着きと高鳴りが、ちょうどいい匙加減。
このグルーヴに身をまかせていたいなあと。






一番好きなのは、
最後の「もう、もう、もう、もう、もう、もう、もう、もう……」ループ。


ここに陶酔してる時に、確信したんです。


「ああああああ音になりたいぃぃぃぃぃ」



できることならこのまま音になってしまいたい。

Perfumeの肉体と音響機器の間に漂う空気の振動になりたい。
自分が振動することで、Perfumeの骨と筋肉を動かす、そんな存在になりたい。
Perfumeのダンスと音楽で満たされたあの空間に、一番密接に関係する音符になりたい。


今までPerfumeでわき起こっていた衝動に、やっと名前がつきました。