なななう

なうじゃないなう

ROCK IN JAPAN FES. 2013 8/3(土) <その4>

パスピエ】WING TENT

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日も傾いてきて、落ち着いた頃に

ついに私の大本命、パスピエの時間です!

 

しかしWING TENTは小さい…。

会場に入れなくなる可能性が高いので、前の出演者が終わるのを待って入場し、

なんとか前方エリア下手側に着地。

リハからがっつり楽しみました!

 

セトリはこちら(MCのタイミングはうろ覚え)↓

(0.リハなにやったか失念)

 1.フィーバー

 2.はいからさん

 3.チャイナタウン

 -MC-

 4.最終電車

 5.電波ジャック

 -MC-

 6.S.S

 

このパスピエに出会ったのは、昨年のクリスマス、

2012年12月24日に行われた「unBORDE X'mas PARTY」でのこと。

これは、今を時めくきゃりーぱみゅぱみゅRIP SLYMEの所属するレーベルのライブだったのですが、

初めて見たこの「パスピエ」がみょーに引っかかった。

 

普通のバンドってボーカルが真ん中にいて、

それを囲むように左からベース、ドラム、ギターって、だいたい立ち位置が決まってるじゃないですか。

パスピエの場合はこれにキーボードが加わる)

なのにその時のパスピエは、ボーカルがやたら左端にいる。

ベースと同じくらい、いやベースより左端にいたような。

 

……なんだこの、森のオーケストラと指揮者みたいな立ち位置。

ボーカルが指揮者か。

それで楽器隊の中心はキーボードか。

そういうコンセプト??

 

そこから引っかかったのですが、さらに引っかかったのがボーカルのビジュアル。

遠目からでも目立つ黒髪ロングのストレートに大きな目。

白いスカート、白いノースリーブ、白いファーストールから枝のように伸びるほっそい腕。

妖精?

 

そしてその容姿から繰り出される独特の陶酔した動き。

むんむんと香り立つ不思議ちゃん臭。

(当時の自分のつぶやきを見たら、

 もっと気持ち悪く!目指せ岡村ちゃん!って言っている…笑)

 

しかし、立ち位置はステージ左端。

基本的にスタンドマイクの前から動こうとしない。

のに、動きの一つひとつに妙な華やかさがあって目が離せない。

 

って、目立ちたいんか目立ちたくないんかどっちだよ! 

 

とまあ、ボーカルの存在感が強く印象に残り、

かつ、曲も脳内にこびりついたので、

ちょっと追っかけてみたい!ということになったんですね。

 

そこから、シングル1枚、アルバム1枚が発売され、ますます好きになっていたので、

今回、フェスのステージで見れるということが楽しみでしょうがなかった!

 

 

……って前フリ長いな。

自分語り長いな自分。

 

 

それは容赦してもらうことにして、

RIJでのパスピエは、

 熱かった!

 

前方エリアにいたからか、はじまった瞬間からもうもみくちゃで

正直あんまり覚えてない。

 

ついでにいうと、ブログ更新をこんなにほったらかすと思ってなかったから、

ますます記憶もあいまいだ。

 

こんなブログに何の意味があるのか疑問に思いつつ、

それでも残る断片を記しておくと、

 

・ボーカルが攻めてた。もう左端の妖精じゃないんやで!

・ベースのイケメンとギターのイケメンが好対照でいいね。

・キーボードとギターが汗だくでニヤッとしてたのが印象的。

 

ボーカルは何か変化があったのかな。

フェス前に4回ほどライブを見に行きましたが、

左端のスタンドから離れ、真ん中や右端に来るようになってました。

逆にあの左端はいったいなんだったんだ。謎。

 

フェスではさらに「攻め」を感じたし、

華は相変わらず、いやますます磨かれているので、

これからこのボーカルがどう変化してくのか、面白いなあと思いました。

あの陶酔した動きをもっと見たい!

 

ベースとギターは、イケメンなんですよ。

ベースはあまり背が高くなくて、かわいい系の容姿。

しかし寡黙で硬派っぽくて(私の印象)、ベースをかき鳴らす姿が非常に男っぽい。

で、対するギターは長身長髪ちょっとちゃらそうな外見のイケメン。

これが左端、右端に位置してるのが絵になるなーと。

って、気づくのが遅いけど、

それまでずっとボーカルの動きばかり目で追ってたから、やっと気づいた。

 

あとは、最後の「S.S」で見かけた光景。

もう、「S.S」では客席の盛り上がりが半端なかった。

サビで一緒に「えす!えす!」と叫ぶんだけど、

客はみんなヒューズとんでもみくちゃのわやくちゃ。

 

そんなフロアを見渡して、キーボードが噛みしめるような表情をしてたんだけど、

2番のちょっと静かになるBメロ、言いーたいー言えーないー♪のとこだったかな、

キーボードが汗だくで振り向いたら、これまた汗だくのギターと目が合って、

そこで2人でニヤッとしてたんだよね。

それはもう、充足感をたたえた笑顔で。

 

よかったねナリハネ!

芸大のピアノ弾きが、フェス見てバンドやりたいってんで立ち上げたんだもんね!

フェス最高だね!フェス!

 

私が見た数回のライブでは、

このキーボードは合間に手拍子をあおったりする役も担ってたんだけど、

7月の横ブリや、このRIJでは客の手拍子が自然に発生するようになっていたのね。

手拍子の鳴り響くフロアを見渡すキーボード。

その目にはうっすらと涙が……とまではいかないけれど、何かを噛みしめる表情が非常に印象的でした。

 

そんな湯気が出そうに沸騰した「S.S」

ギターとキーボードは汗だくで笑みを交わし、

ベースとドラムは真剣な顔で何度もアイコンタクトを取りながら最高潮へと押し上げ、

そんな後ろの男たちのことは目もくれず、ボーカルは我が道をゆく。

 

って感じで、

最高に盛り上がって、血流が沸騰して、跳びまくったライブでした。

 

 

 

https://ro69.jp/quick/rijfes2013/detail/86250

 

 

あ、ここで帽子なくした。

 

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION】GRASS STAGE

BUMP OF CHICKEN】GRASS STAGE

パスピエ終了後は、やりきった感が強く、

巨大ステージの後方でだらだらしながらアジカンを眺めてました。

がんばらなくても、生歌・生演奏を堪能できるフェスっていいもんですね。

 

バンプの前に友人たちと朝以来の全員集合をし、

一緒に花火を見て、私の夏フェスは終わりました。

 

あ、バンプの生歌がきれいすぎてびっくりした。

こ、こんな純粋な生き物がこの世にいるんですかぁ…って感想。

信者がいるのがわかるね。

 

 

以上、夏フェスは最高だよ!ブログを終わります。

楽しかっぱ!

 

 

ROCK IN JAPAN FES. 2013 8/3(土) <その3>

【クリープハイプ】LAKE STAGE

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待ってましたのクリープハイプ!

今いちばんノリにノってるバンド、それがクリープハイプ。

 

これは、5月のSWEET LOVE SHOWERhttp://www.sweetloveshower.com/tokyo/artist/timetable.html)でも感じたことなんだけれど、

会場全体の空気が、「待ってました!」なんだよね。

観客の「いま!見たい!」という期待感があふれ出しちゃって、

ぼわわっと会場全体が膨張してる感じ。

 

SLSでもRIJでもいろんなバンドを見ましたが、この空気は他では感じたことがない。

例えて言うなら、2011年夏~秋のドロシーリトルハッピーがライブで「デモサヨナラ」を歌う直前の空気に似ているというか(ドルヲタにしかわからない表現)。

 

今、このタイミングでしか感じられない空気なのかもしれない。

 

そんな期待あふれる空気の中始まったライブのセトリはこちら↓

 0(リハ).イノチミジカシコイセヨオトメ

 1.おやすみ泣き声、さよなら歌姫

 2.オレンジ

 3.ラブホテル

 4.憂、燦々

 5.グレーマンのせいにする

 6.HE IS MINE

 7.ウワノソラ

 8.身も蓋もない水槽

 9.社会の窓

 

まず、リハで「イノチミジカシ~」を使っちゃうところに、余裕を感じる。

って、私SLSで1回見ただけなんですけれど、必須曲なんだろうなあと感じていたので。

 

もうこの曲に頼る必要もないわって感じか!

ノッてるな!クリープハイプ!

 

それを裏付けるように1曲終わったところのMCでさらっと

「ヒット曲どんどんいきますよ」とのたまう尾崎世界観(Vo.)。

ノッてるな!クリープハイプ!

 

さらに、前日Mステに出演した話をする世界観。

ノッてるなぁ~!クリープハイプ!

 

しかも「昨日Mステで歌詞間違えたのは何のせい?」「何のせい?」

からの、「なつーのせい♪」とかノータイムで演奏はじめちゃうイケイケっぷり。

ノッっっってるなーーーー!

クリープハイプ!

 

そう、とにかく尾崎世界観のちょづいてる感が半端ない。

笑っちゃうくらいイケイケ。吹き出すほどにS男仕様。

あれくらいわかりやすく、ちょいSを演出してくれたら

こちらもわかりやすくきゃーきゃーできるってもんです。

そうです、これはプレイの一種なのです。

 

「キャー――世界観ーー抱いてーー!!」

(世界観抱いてって、なんだか壮大ですね。

 抱きしめて!銀河の!果てまで!)

……というセリフこそ聞こえませんでしたが、客席の雰囲気はまさにそれ。

SLSでもRIJでも黄色い声援が飛び交っていましたよ。

あのちょいきもキノコヘアがなぜ?と不思議に思いましたが、見て納得。

こちらをM女、あちらをS男と見立てたMC芸は、そう叫ばせる力がある。

いわゆる一つのベイビーと王子様みたいなものです。

 

なるほどなあ、なーんて感心しながら見ていたら、

この後さらに度胆を抜かれることになったのです。

 

5曲目、「グレーマンのせいにする」。

これ、私は初めて聞いたのですが、ベースの人も歌うのね!

「イケメンとデュエットします」なんて言うから何かと思ったら、

ほんとにイケメンボイスでやんの!

世界観のにゃーにゃーボイスとは違って、低音でハスキーなわかりやすいイケメンボイス!

なんだこれ!

抱いて抱いての二重奏か!

 

CMソングの後で、そんな幅の広さを見せてくるもんだから、もう脱帽ですよ。

はいはい、売れちゃってくださいよ。

 

その直後にまた、皆さんお待ちかねの「HE IS MINE」を持ってくるSっぷり。

お約束のあれ、叫びたいんだろ? 叫びたいよね? ほら、叫んでみろよ、

せーの、

「xxxシヨーーー!!!」

 

きっちり叫んできました。

はあ、気持ちいい。

(この曲は、このお約束に向けてじりじりと焦らすように高まっていくところがたまらなく良い。と実感しました)

 

最後に社会の窓で〆。

曲中、客に「さいこーです!」と叫ばせて、

あげてさげて振り回して解放してのすかっとしたライブの終了。

 

いやーノッてるね。クリープハイプ。

http://ro69.jp/quick/rijfes2013/detail/86224

 

ROCK IN JAPAN FES. 2013 8/3(土) <その2>

【赤い公園】PARK STAGE

今年のRIJ2日目は本っ当に私得にできてまして、

その理由の1つが前記事に書いたアプガちゃんの参戦ですが、

あと2つの理由が、「赤い公園」と「パスピエ」が同日に参加すること!

 

最近この「赤い公園」と「パスピエ」というバンドにはまっているんですよ!

 

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赤い公園は、ヲタ友たちが話題にしていたのをよくtwitterで見かけていたので、

どんなもんかと1年前のRIJで見に行き、

そこで、 すっこーーん と頭蓋骨割られたような衝撃を受けたんです。

いや、すごかった。

後半、口半開きでぼーっと圧倒されてたもん。

圧倒されるのが心地よいというか。

「あ、私なにかに圧倒されたかったんだな」ということに気づいたライブでした。

 

そこから、ライブに行くぞ!と意気込むものの、

メンバーの体調不良で無期限休養に入ってしまい、

こないだの6月のやついフェスでやっと2回目のライブ参戦。

1年前の衝撃そのままの姿が見れてうれしかったです。

そこから、インストアイベント、対バンを見に行って、待ってましたのRIJ!

 

セトリはこちら↓ (MCのタイミングは忘れました)

 1.のぞき穴

 2.もんだな

 3.はてな

 4.今更

 5.塊

 6.娘

 7.カウンター

 8.ふやける

 

このバンドの魅力は……、なんでしょう、うまく表せないのですが、

・音楽が奇妙なこと

・ボーカルの異様なカリスマオーラ

・ベースのゆるふわビッチ臭がひどい

・人を食ったMC

 

うーん、箇条書きしたものの伝わってる気がしない…。

 

まず、音楽が奇妙なんですが、

これはギターの津野米咲さんが全曲作詞作曲してるそう。

この人が天才なんだろうなーと思うのですが、

歌詞の意味はよくわかんないけど、感覚とか情景が伝わってくるというか。

なーんか思い起こさせる風景があるんですよね。

「ふやける」とか「今更」とか「塊」とか、私の中では絵で出てくるものがあって。

それは心地よいとか悪いとかじゃなくてただの絵で、ふーんと眺めているというか。

あ、これまったく伝わんないね。

はずかちーことになりそうだから、やめやめ。

 

この津野さんは、なんとSMAP「Joy!」の作詞作曲もしたんだぞー。

ほーら天才さんだ!

 

で、ボーカルのオーラ。

1年前のRIJで一番わかりやすく衝撃だったのが、この人の立ち振る舞いで。

MCでは、居酒屋にいそうな若い姉ちゃんがふざけたこと話してるなーという印象だったのですが、

音が鳴った瞬間に、まったく別世界を作り出すんですよ、この人が。

 

ステージ掌握力が半端ない。

視線、表情、体の動かし方で、客席全部を別世界に引っ張っていく、

いわゆる「魅せる」力を持っているなーと。

 

そして何より声がいい。

どっかのインタビューで言われていた「声が高級」(by津野米咲)という表現がぴったり。

 

奇妙な曲も、高級な歌声も、

ちょっとバランスが違えば、内輪で自己満足なものになってもおかしくないと思うのですが、

赤い公園からはそういったものを感じないし、

外へ行こう外へ行こう感があるのが、なんだか不思議だなあと思います。

 

ベースのゆるふわ感は省略。

ただ、この時一緒にライブを見た友人の第一声が、

「あのベースは…、どっちが本業なんだ?」

だったことを書き残しておきます。

(ベースを弾くことと、ゆるふわ女子のどっちが本業なんだ?という意味だそうです)

 

あれ、RIJの感想というより、赤い公園に関する私の雑感に…。 

 

http://ro69.jp/quick/rijfes2013/detail/86239

ROCK IN JAPAN FES. 2013 8/3(土) <その1>

茨城県ひたちなかで開催された、ROCK IN JAPAN FES.2013に遊びに行きましたー。

 

http://instagram.com/p/ciCYTNmW2b/
ROCK!

8/2(金)、3(土)、4(日)の3日間開催のうち、

私が行ったのは2日目の8/3(土)。

 

後輩の実家が水戸にあって、そちらに前泊、後泊合わせて2泊3日でお邪魔させていただいてます。

いやはや、イタレリーツクセリーでほんっっとうにありがとうございます。

 

さてさて、記憶も生々しいうちに覚え書きしときますよ。

 

 

【場所どり&乾杯】

後輩の運転によって、8時45分くらいに会場に到着。

朝も起こしてくれるし、本気でありがたい。

 

森のキッチン手前のテントゾーンにシートを敷き、でかい荷物を置いて出発。

 

この時点で9時過ぎ。

そんな時間ではありますが、まあね、まずはかんぱーい!!

朝の野外で飲むビールは最高です!

仲のいい友人たちと一緒ってのがまた幸せなんだよなあ。 

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(手前の(仮)シュシュが私) 

 

POLYSICS】GRASS STAGE

私の友人たちはやたらとPOLYSICSが好きなので、

彼らが前方エリアに向かうのを見送った後、残った数人で後方で座って見物。

ハヤシ一生懸命だね、確かに一生懸命なハヤシいいね。

「I My Me Mine」をやってくれたので嬉しかった。

この曲、サークル部室でやたらと聞かされてたから。

 

 

山崎まさよし】SOUND OF FOREST

ポリ終了後、なんだかお腹がすいたので、

森のキッチンに戻って早めのお昼。

 

ここで食べた「冷やし茶漬け」がおいしかったー!来年も食べたい!おすすめ!

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ジャックダニエルハイボールも一緒に飲んで、早くもアルコール2杯目。

 

後輩とうまいうまい言いながら食べてたら、

隣のSOUND OF FORESTから山崎まさよしの歌声が!

ひーー色っぽーーい。

1曲目は知らない曲でしたが、2曲目になんと「セロリ」!

ひーーー心躍る!

 

お茶漬けも食べ終わっていたので、一目まさよしの姿を見たかったのですが、

人多過ぎでステージは見えず。

声は近くにすれど、姿は見えず。

ただそのイケメンボイスに翻弄されるばかりなのでした。とほほ。

 

次の予定も迫っていたので、諦めてその場を去りました。

去り際に聞こえてきたのが「月明かりに照らされて」で、これまた興奮したけどね!

この曲が入ってるアルバムにはまってた時期があったんだ!

アレルギーの特効薬

アレルギーの特効薬

(「中華料理」という曲が特に好きです)

 

 

アップアップガールズ(仮)】DJ BOOTH

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きたーー!

アプガきたーーー!!

 

ロックフェスで!アイドルが!見れる時代に!なったんですね!!

Perfumeももクロはアイドル云々というより売れっ子ですから別かと思ってますが、

語弊を恐れずに言うと地下アイドルがね!!

いつも私がライブを見に行ってるライブアイドルちゃんたちのライブが!

いつも行ってるロックフェスで見れるとはーー!!

私得!私得!かんぺきに私得でございまーーーす!!

 

ということでちょっと気合い入れて、最前エリアのいちばん後ろで参戦。

 

セトリはうろ覚えですが↓

 1.イチバンガールズ

 2.UPPER ROCK

 -MC-

 3.SAMURAI GIRLS

 4.チョッパー☆チョッパー

 5.アッパーカット!

 6.アップアップタイフーン

 

2曲目の「UPPER ROCK」から、最前エリアのテンションが壊れ気味。

ドルヲタ以外にも、どうやら「アイドルでさわごーぜえ」的なノリの初見さんも散見されてたのですが、その方々が一番乗ってたかなあと。

DJ BOOTHで聞くのが似合う曲だもんね。

 

その後もいつものように攻め攻めの曲の畳み掛け。

最前エリアはモッシュモッシュでひどいことなってきたので、

後ろの柵に寄りかかって必死で巻き込まれないようにしてました^^;

 

ただ、ふと柵の後ろを見てみると、最前エリアとは結構な温度差が…。

人は増えてきていたけれど、一緒に盛り上がるまではなかったかなあ。

ともかく、爪痕を残せてたらいいなと思います。

 

やついフェスでみた時は、攻め攻めセトリの途中がきつそうだったけれど、

この日のアプガは最初から最後まで突き抜けていた! 

1曲1曲ハイなテンションで、歌もダンスもハイレベルなまま突っ走ってた。

ので、こちらもあおられて汗だくだく。

終演後にブースを出た後の風が心地よかった―。

いいステージでした! 

http://ro69.jp/quick/rijfes2013/detail/86255

 

後半に続く!

映画『恋の渦』を見た。

大根仁の最新作、『恋の渦』を見に行きましたー。

 


恋の渦 - YouTube

 

誰かとお酒を飲みながらくっちゃべりたくなる作品でした。

 

 

 

正直、最初の数十分、登場人物9人全員が集まる場面では、

 

う、わぁ……なんだこのアニマルプラネット

いやぁ、無理。

むりむり、受け付けないわ……

 

と、怖気ついたのですが、

そこから先ですよ、面白くなったのは。

 

家飲み解散後、それぞれが帰宅してほどなく…、

「ぶっ!」

そこ、持ち帰ったんかーーい!

 

ムツゴロウ「これは交尾の機会をうかがってるんですねー」「群れではそうは見えなかったでしょお。そーんなことなかったんですねえ」「あーーいまチャンス逃しましたね~」「慣れないとこうなるんですねぇぇ」

どこからか聞こえるムツゴロウの声。

そうさこの世はアニマルプラネット

 

気づけば、コントを楽しむように、

登場人物の気持ち悪さを楽しめるようになってました。

 

ぷぷぷと笑いながらも、次々に追加される情報によって、

立体感をおびてくるそれぞれのキャラクター。

 

いや~な部分、弱さが丸見えで、なんだかだんだん愛着がわいてきている自分に気づきます。

「こいつってこうだよな~」と、自分の解釈を語りたくなるというか。

 

↑見た直後の感想ツイートだけれど、

『モテキ』も人と語り合いたくなる映画だったんですね。

「あの時の表情どう思った?」とか「このシーンにえぐられた!」とか。

 

『恋の渦』は群像劇なので、主人公1人対女の子4人(というか実質2人)のモテキよりも、観測ポイント、心にひっかかるフックが多いんじゃないかな。

9人いれば9通りのエゴの発揮方法があって、

組み合わせによってエゴのぶつかり合いにもバリエーションが見られる。

 

私はここに引っ掛かったけれど、他の人は全く気にならなかったかもしれないし、

逆に、私がスルーしたところに引っ掛かりまくっている人もいるんだろうなあと。 

 

『モテキ』には、恋愛以外にも仕事のことや音楽のことが入ってたり、

見慣れたきれいな芸能人たちの安心して見れる演技があるので、

おしゃれカジュアルな洋服を着てる印象ですが、

『恋の渦』は、その洋服はぎ取って、生々しい裸をさらしてる感じ。

 

役者がみんな無名で、ワークショップから選ばれたということと、

舞台が4つの部屋のみで、映画全体が密室の空気に包まれているということからくる生々しさなのかなと。

 

 

それにしてもこいつら、エゴのぶつけ合い、奪い合いしかしてないなあ。

仕事ちゃんとしてんのか?

 

 

 

 

 

 

(……あ、1人いたね。ちゃんと仕事してたのが最後にわかる人が)

 

以下は、ネタバレ感想

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5位

不自然なガール」 Perfume(AAA)

不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)

不自然なガール/ナチュラルに恋して(通常盤)


2010年のPerfumeはすんごかった!

リリースしたシングルすべてがきらっきらしてた!
出す曲出す曲が、すべて魅力的で。

ちなみにリリースしたのは次の3枚
・「不自然なガールナチュラルに恋して
・「VOICE」c/w「575」
・「ねぇ」 c/w「FAKE IT」


もうこれはね、2010年Perfumeランキングだけで楽しめますよ。
一席設けられますよ。
かんかんがくがくのヲタ論争が巻き起こりますよ。

自分会議でも結果は二転三転。
いま2012年ですけど、2011年後半までこのお題で楽しめましたし。
皆さんもやってみることをおすすめします。


それで自分会議をひっぱった結果、
私の2010年Perfumeランキング1位は、
この「不自然なガール」になりました。


これは、時間が経たないと分からなかった。
最初は「ナチュ恋」に惚れ込んでいた。
「ねぇ」と「ナチュ恋」の頂上決戦だと思っていた。


しかし、時間が経つほど浮上してきたのが、この「不自然」だったんですよねえ。




道をぼーっと歩いている時、ふとした瞬間、
脳内にぐるぐる流れるのが、心地よーい暗さと刺激で。

なんでしょう、私の脳内イメージだと、黒ラメの糸で編んだハンモックみたいな。


後ろの音に脳を預けるのが気持ちよくて。
暗い落ち着きと高鳴りが、ちょうどいい匙加減。
このグルーヴに身をまかせていたいなあと。






一番好きなのは、
最後の「もう、もう、もう、もう、もう、もう、もう、もう……」ループ。


ここに陶酔してる時に、確信したんです。


「ああああああ音になりたいぃぃぃぃぃ」



できることならこのまま音になってしまいたい。

Perfumeの肉体と音響機器の間に漂う空気の振動になりたい。
自分が振動することで、Perfumeの骨と筋肉を動かす、そんな存在になりたい。
Perfumeのダンスと音楽で満たされたあの空間に、一番密接に関係する音符になりたい。


今までPerfumeでわき起こっていた衝動に、やっと名前がつきました。

4位

「100メートルコンビニ」 AKB48(チームB)(AAAA)

AKB48 Team B 5th studio Recording 「シアターの女神」

AKB48 Team B 5th studio Recording 「シアターの女神」



でたーーー
2010年最もリピートした曲だー


あの、曲名の後ろに付けていた(特A)という表示、
ランキングするにあたって勝手に付けた
私のわくわく度・胸が高鳴る度なんですけど、
〔特A/AAA/AA/A/BBB/BB/B/CCC/CC/C……〕
↑という感じでランク付けしてたのに、

この曲だけはAAAA。
リピートしすぎていっこ飛びぬけた。


うん、どうでもいいですねこの話。


とにかく、それほど癖になった曲。



チームB 5th Stage「シアターの女神」 - Wikipedia*1の中の1曲ですが、
MC明け、この曲から始まる3曲ひとまとまりが好きなんです!


「100メートルコンビニ」→「好き好き好き」→「サヨナラの金縛り」
この3曲のまとまりですね。


AKBの公演は、
〔全員曲(3〜4曲)→MC(自己紹介)→ユニット曲(5曲)→MC
 →全員曲(3曲)→MC→ラスト(1曲)→アンコール(3曲)〕
というパターンがあるのですが*2


↑この太字にしたとこ!
ユニット明けの3曲にまとまりをつけて、公演の特色にしてることが多いんですよ*3


3曲とも好きで、最初は横並びだったのですが、
いや、聞けば聞くほど、この曲がクセになる!!


歌い出しがまゆゆだからか、この曲の主人公がまゆゆに思えてきて、
だめ、まゆゆ、そんな男、だめーーーー!!
……って気分になれます。



当時は、あまりにもリピートしまくっていたので、
妹と私のどちらからが、
「チャリンコをこ〜いで、速攻ラブ♪」と歌い出したら、
もう一方が、\ぬれた髪をかーぜがとかーすー♪/とかぶせ、
「コンビニへ♪100メートル♪」と歌い出したら、 \ふっふー!/をかぶせる。


洗面所で、キッチンで、廊下で、
2010年は何度このやり取りを繰り返したでしょう。


本当なんでこんなに癖になるんだろう。
イントロがライディーンみたいだから?
\ふっふー/が入れられるから?
うーんわからん。


\すっきなもんはしょっうがっないっ!!/

*1:2010年5月21日初演。

*2:もちろんこのパターンじゃない公演もあります

*3:全公演を確認できているわけではないのですが、少なくとも現行のAKB公演はそうで、K6th「RESET」公演も、ユニット明け2曲がクールでかっこよくて、良い感じです